就労継続支援A型は在宅でも働ける?条件と始め方を藤沢の事業所が解説

この記事は、通所に不安があり、「就労継続支援A型を在宅で利用できないか」と調べているご本人とご家族に向けた記事です。
在宅利用の制度上の条件、在宅でできる仕事、完全在宅までの現実的な進め方を順番に解説します。
在宅で働く道は、制度としてきちんと用意されています。
このブログは、在宅利用に対応する藤沢市のA型事業所「ほまれの家 長後店」が運営しています。
就労継続支援A型は在宅でも利用できる?
就労継続支援A型は、在宅でも利用できます。
厚生労働省のガイドラインに沿った支援体制のある事業所で、市区町村が在宅利用を認めた場合に可能です。
ただし、在宅に対応しているかどうかは事業所ごとに異なるため、事前の確認が必要です。
国のガイドラインで在宅利用が認められている
就労系障害福祉サービス(A型・B型・就労移行支援)では、在宅でのサービス利用が認められています。
その中のひとつの就労継続支援A型とは、事業所と雇用契約を結び、最低賃金以上の給料で働ける障害福祉サービスです。
制度の全体像は、就労継続支援A型のしくみと対象者・利用の流れの解説をご覧ください。
出典:厚生労働省「障害者の就労支援対策の状況」(2026年7月時点)
ただし在宅対応の有無は事業所ごとに異なる
すべてのA型事業所が在宅に対応しているわけではありません。
見学のときに、在宅対応の実績や条件を確認しておくと安心です。
ほまれの家 長後店は、在宅利用に対応しています。
在宅利用の条件は3つ|厚生労働省ガイドラインの要件
ガイドラインには事業所側の体制に関する要件も定められていますが、利用者に直接関わる条件は大きく次の3つです。
要件①: 在宅での支援効果が見込まれると市区町村が認めること
在宅利用の対象となるのは、本人が在宅でのサービス利用を希望し、在宅利用による支援効果があると市区町村が判断した方です。
利用には、受給者証(障害福祉サービスのために市区町村が発行する証明書)の手続きが必要です。
進め方は市区町村ごとに異なります。
要件②: 1日2回以上の連絡と週1回以上の評価
事業所は在宅の利用者に対し、1日2回以上、連絡・助言・進捗確認などの支援を行い、日報を作成します。
あわせて週1回以上、訓練や作業の状況の評価を行います。
評価は訪問・通所のほか、電話やパソコンなどを通じた方法でも認められています。
要件③: 原則月1回以上の通所または訪問による対面支援
さらに、原則として月1回以上は対面での支援が必要です。
利用者の通所または職員の自宅訪問により、訓練目標の達成度の評価などを行います。
原文では「月の利用日数のうち1日」とされています。
裏を返せば、「在宅でも毎日連絡があり、定期的に評価やふり返りを受けられる、1人で放置されない仕組み」だということです。
出典: 厚生労働省「在宅でのサービス利用にかかるガイドライン」(2026年7月時点)

在宅ではどんな仕事ができる?
在宅で取り組めるのは、データ入力・ライティング・動画編集など、パソコンで完結できる仕事が中心です。
ほまれの家 長後店では、事業所で行っているPC作業全般に在宅でも取り組めます。
在宅ワークで多い仕事の例
在宅利用では、自宅で完結できる作業を行うことが前提です。
一般的には、次のような仕事が中心です。
- データ入力などの事務作業
- ライティング(記事の執筆)
- Webデザイン・動画編集
ただし、仕事内容は事業所によって大きく異なるため、在宅でできる作業は事業所ごとの確認が必要です。
当事業所の例: 在宅でもPC作業全般に取り組める
当事業所では、事業所内で行っているPC作業全般に、在宅でも取り組めます。
主な作業は次のとおりです。
- ブログ記事のライティング
- 動画編集(ショート動画・ロング動画)
- SNS運用
- 電子書籍の出版
- 生成AIを活用した業務
- プログラミング
自宅からでも事業所と同じ環境で作業できます。
完全在宅までの進め方|ほまれの家長後店では「まず通所」から始めます
最初は通所からスタートし、慣れたら在宅へ
当事業所では、まず通所からスタートしていただいています。
作業や勤務に慣れてきた後は、状況次第で完全在宅も相談可能です。
「最初から在宅で」と考えていた方には、遠回りに見えるかもしれません。
ただ、仕事の進め方を覚え、体調や作業のペースをお互いに把握してから在宅に移るほうが、安心して長く続けやすいと考えています。
在宅時の連絡・サポート方法(当事業所の場合)
在宅で働く間も、次の方法でスタッフとつながっています。
- チャット: 作業の質問や相談をいつでも送れます
- Web会議: 画面共有などをしながら、口頭で相談できます
- 日報: 1日の作業内容と体調を毎日共有します
この日報は、要件②の「日報の作成」に対応するものです。
ガイドラインに沿った体制で、在宅でも日々の様子を共有しながら働けます。

在宅利用のメリット・注意点と事業所の探し方
在宅利用のメリットと知っておきたい注意点
【メリット】
- 通勤の負担を減らせる
- 慣れた環境で自分のペースを保ちやすい
- 天候や交通の影響を受けにくい
【注意点】
- 生活リズムの自己管理が必要になる
- 対面で相談する機会が減る
- 在宅対応の有無や条件は事業所ごとに異なる
在宅対応のA型事業所の探し方
「いつから在宅に移れるか」「週に何日まで在宅にできるか」など、在宅利用の条件は見学の段階で確認するのがおすすめです。
藤沢・長後エリアで探す方は、藤沢市・長後エリアで就労継続支援A型事業所を探す方法も参考にしてください。
長後店の見学は約30分~1時間・無料で、LINEから予約できます。
2~5日間の体験利用も無料です。
よくある質問
Q. 就労継続支援A型を最初から完全在宅で利用することはできますか?
A. 制度上は一律ではなく、市区町村の判断と事業所の受け入れ体制によって異なります。
ほまれの家 長後店では、最初は通所から始め、慣れてきたら状況次第で完全在宅も相談できます。
在宅を希望する方は、見学・体験のときにその旨を伝えておくとスムーズです。
Q. 在宅利用でも給料は通所の場合と同じように支払われますか?
A. はい。
A型は雇用契約を結んで働くため、在宅でも働いた時間に応じた給料が支払われます。
金額は最低賃金以上と定められており、ほまれの家 長後店でも神奈川県の最低賃金以上です。
就労継続支援A型の給料のしくみの詳しい解説をご覧ください。
出典: 厚生労働省「障害者の就労支援対策の状況」(2026年7月時点)
Q. 自宅にパソコンがなくても在宅で働けますか?
A. 当事業所では、パソコンを1人1台貸与しており、在宅用のリモートデスクトップ環境も用意しています。
自宅にパソコンがない方もご相談いただけます。
インターネット回線などの条件は、見学のときにご確認ください。
Q. 在宅利用を希望する場合、手続きは通所の場合と違いますか?
A. 在宅利用には、在宅でのサービス利用による支援効果があると市区町村に認められる必要があります。
受給者証の手続きの際に、在宅利用の希望を伝えて相談しましょう。
藤沢市の場合、窓口は市役所本庁舎2階の障がい者支援課です。
出典: 厚生労働省「在宅でのサービス利用にかかるガイドライン」・藤沢市「介護給付・訓練等給付のご案内」(いずれも2026年7月時点)
まとめ: 在宅で働く一歩は「まず相談・見学」から
- 就労継続支援A型は、国のガイドラインにもとづき在宅でも利用できます(市区町村の判断が必要です)
- 在宅の仕事はパソコンで完結する作業が中心で、ほまれの家長後店でもPC作業全般に在宅で取り組めます
- ほまれの家長後店では最初は通所から始め、慣れたら状況しだいで完全在宅も相談できます
在宅利用の可否や条件は、見学のときに直接相談できます。
在宅を希望する方も、まずは見学・体験利用の流れを確認して、来所での見学から始めてみませんか。
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執筆: ほまれの家 長後店 編集部(運営者情報・コンテンツ制作方針)


