就労継続支援A型は短時間勤務の相談ができる?1日の時間の目安

就労継続支援A型 短時間勤務の相談イメージ

就労継続支援A型で1日の勤務時間を短くする相談をしたいとき、まず気になるのはどこまで融通が利くのかという点ではないでしょうか。

藤沢市のA型事業所「ほまれの家 長後店」が、標準の勤務時間や短くした場合の考え方、勤務日数との違いを整理しました。

将来的に目指す通い方についても正直にお伝えしますので、ご自身のペースに合う働き方を見学でゆっくりご相談ください。

1日の勤務時間を短くする相談はできますか?

当事業所の標準の勤務時間は10:00〜15:30ですが、体調や通院などの事情に応じて1日の勤務時間を短くする相談は可能です。なお、勤務時間は事業所ごとに異なり、9:00や9:30に始まる事業所もあります。

ほまれの家長後店の令和7年度実績でも、短時間勤務や時差出勤といった制度整備を行っています。

ただし、就労継続支援A型は最終的に週5日の安定した通所を目指せる方を利用対象としているため、その点もあわせてご確認ください。

就労継続支援A型は、事業所と雇用契約を結んだうえで働く障害福祉サービスです。

雇用契約を結ぶからこそ勤務時間や日数にも一定のルールがありますが、体調やご事情に合わせた個別の相談は珍しくありません。

制度の対象者や仕組み全体については、就労継続支援A型の仕組み全体を整理した記事で詳しく解説しています。

標準の勤務時間と、短くした場合の考え方

1日の勤務時間を短くする相談を考えるときは、まず基準となる標準の時間を知っておくと、どのくらい前後させられるのかをイメージしやすくなります。

標準の勤務時間とスケジュール

ほまれの家長後店の標準的な勤務時間は10:00〜15:30で、1日の流れはおおまかに次のとおりです。

出社9:50以降

朝礼10:00

タイピング練習

午前の作業

昼休憩(12:00〜13:00)

午後の作業

掃除(15:20頃)

15:30終了

勤務時間を短くする場合の一般的な考え方

「何時間からなら短くできますか」という決まった答えはなく、体調や通院、生活リズムなどのご事情をうかがいながら、個別の相談で決めていく形になります

ご自身の状況を一度に整理して伝える必要はありませんので、見学や体験の中で少しずつお話しいただくことができます。

就労継続支援A型事業所「ほまれの家 長後店」の標準的な勤務時間のイメージ

勤務日数と勤務時間、相談したいのはどちら?

就労継続支援A型の働き方の相談には、「日数」と「時間」という2つの軸があります。

日数は週に何日通うか、時間は1日何時間働くかを指し、この2つは別々に相談することができます。

日数と時間は別の相談軸

本記事で扱う「1日の勤務時間を短くしたい」という相談と、「通う日数そのものを減らしたい」という相談は、混同されやすいものの中身が異なります。

どちらの軸で困っているのかを整理しておくと、見学や体験でも希望を伝えやすくなります。

週の日数を減らしたい方へ

通う日数を減らしたい場合は、週1日からの利用を扱った記事で、頻度の面からの考え方を詳しく紹介しています。

本記事では、日数ではなく1日あたりの時間の長さに絞って説明を続けます。

日数と時間を組み合わせた相談も可能

日数と時間は別の軸ですが、どちらか一方に限定して相談しなければならないわけではありません。

通う日数と1日の時間の両方を同時に調整したいという相談もできます。

将来的には週5日の通所を目指す必要がありますか?

スタート時は体調やご状況に応じて、勤務時間や日数を調整しながら利用を始めることができます。

ただし就労継続支援A型は雇用契約を結んで働く福祉サービスのため、ご自身のペースで慣らしながら、将来的には週5日の安定した勤務を目指していただく利用対象です

まずは見学で今の状況をご相談ください。

また、パソコンを使った実務に対応できる一定のスキルをお持ちの方を募集対象としています

当事業所では、パソコン操作の初心者向け・未経験者向けの指導は行っておりません。

ただし、業務ごとにマニュアルを用意していますので、入所後は初めての作業も順を追って覚えていくことができます。

年齢や必要書類など、そのほかの利用条件については利用条件をまとめた記事もあわせてご確認ください。

見学・体験で勤務時間の希望を伝える流れ

見学で時間の希望を伝える

見学の所要時間は約30分〜1時間で、費用はかかりません。予約はLINEから行っていただき、当日は作業の様子や施設についてご案内します。

1日の勤務時間を短くしたい希望がある場合は、この見学の段階で遠慮なくお伝えください。

体験利用(2〜5日間)で実際の時間帯を試す

見学のあとは、2〜5日間の体験利用に進むことができます。

体験利用中の給与は発生しませんが、費用もかからずに実際の時間帯や作業内容を試せる機会になります。

希望する勤務時間の感覚をつかみたいときは、体験利用の中で相談しながら時間帯を確かめることもできます。

契約前の面接で正式な時間・日数を決める

体験を終えた後は、体験合格者に個別に面接・契約のご案内をしています。

面接では、体験を踏まえたうえで正式な勤務時間や日数を話し合って決めていきます。

体験から利用開始までは平均して2〜4週間程度かかりますが、状況によっては体験後1週間程度で利用を開始できる場合もあります。

見学・体験の申し込み方法や当日の服装など、より詳しい流れは見学・体験利用の流れを詳しく解説した記事でご確認いただけます。

就労継続支援A型の見学・相談の様子

よくある質問

Q. 短時間勤務を希望する場合、見学の前に伝えておいたほうがよいですか?

A. 必須ではありませんが、事前にLINEで伝えていただくと、見学当日の説明や質疑の時間を調整しやすくなります。

もちろん、見学の当日に直接ご相談いただいても問題ありません。

Q. 体調が安定してきたら、勤務時間は自動的に長くなりますか?

A. 自動的に変更されることはありません

体調やご状況の変化に応じて、そのつどご本人やご家族と相談しながら見直していく形です。

ご自身のペースを大切にしたい場合は、その意向も遠慮なくお伝えください。

Q. 1日の勤務時間を短くすると、社会保険の加入条件に影響しますか?

A. 雇用保険は、週の所定労働時間が20時間以上であることなどが加入の条件です。

健康保険・厚生年金も、週の所定労働時間が20時間以上であることなどが加入要件のひとつとされています。

勤務時間を短くする相談をする際は、こうした加入条件への影響もあわせて確認しておくと安心です。

出典: 厚生労働省「雇用保険制度 Q&A~事業主の皆様へ~」(2026年9月時点)

出典: 厚生労働省「パート・アルバイトの方への社会保険の適用について」(2026年9月時点)

Q. 家族や支援者と一緒に、勤務時間の相談をすることはできますか?

A. はい、ご家族や支援機関の相談員の方に同席していただいても問題ありません。

将来的な通所頻度の目標も含めて、皆でいっしょに確認しながら相談を進めることができます。

まとめ|就労継続支援A型 1日の勤務時間の相談

  • 1日の勤務時間は、体調や通院などの事情に応じて相談しながら調整できます
  • ただし就労継続支援A型は、将来的に週5日の安定した通所を目指せる方を利用対象としています
  • まずは見学で、ご自身の状況や希望する勤務時間をスタッフにご相談ください

ご自身に合う勤務時間の相談ができるか気になる方は、見学・体験の流れもあわせてご確認ください。

見学・体験のご相談は、LINEからお気軽にどうぞ。

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執筆: ほまれの家 長後店 編集部(運営者情報・コンテンツ制作方針