サポステと就労移行支援の違いは?A型という選択肢も紹介

サポステ(地域若者サポートステーション)に相談しようか、就労移行支援を利用しようか迷っている方は少なくありません。
この記事では、対象者・支援内容・運営元という3つの軸でサポステと就労移行支援の違いを整理し、進路の選択肢の一つとして藤沢市の就労継続支援A型事業所「ほまれの家 長後店」もご紹介します。
違いを知ることで、ご自身やご家族に合う相談先を選びやすくなります。
サポステと就労移行支援はどう違う?
サポステ(地域若者サポートステーション)は、仕事に就いていない15〜49歳向けの相談窓口で、障害の有無は問いません。
就労移行支援は、障害や難病のある方が訓練を通じて一般就労を目指す障害福祉サービスです。
対象者・支援内容・運営元がそれぞれ異なります。
違い①対象者と利用条件
サポステは15〜49歳の求職者が対象
障害の有無は問いません。
サポステは、仕事に就いていない15歳から49歳までの方を対象に、就労に向けた相談支援を行う機関です。
「仕事に踏み出したいけれど、どうしたらいいかわからない」といった悩みを持つ方であれば、障害の有無にかかわらず利用できます。
就労移行支援は障害・難病のある方が対象
原則65歳未満です。
就労移行支援は、就労を希望する障害や難病のある方のうち、一般企業への就職が見込まれる方を対象とした障害福祉サービスです。
サポステとは異なり、利用にあたっては障害者手帳や医師の診断書などが必要になります。
出典: 厚生労働省「地域若者サポートステーション」(2026年9月時点)、厚生労働省「障害福祉サービスについて」(2026年9月時点)

違い②支援内容と目的
サポステは面談・講座などの相談支援が中心
サポステは、専門スタッフによる個別相談を中心に、就労に向けた悩みに寄り添う支援を行っています。
「働きたいけれど、どうしたらよいかわからない」という段階の相談にも対応しており、訓練よりも相談を通じたサポートに重点が置かれています。
就労移行支援は個別支援計画に基づく訓練・実習が中心
サポステとは異なり、就労移行支援では利用者一人ひとりの個別支援計画(本人の目標や支援内容をまとめた計画)に基づいて、事業所内や企業での訓練・実習を行います。
就労に必要な知識や能力を身につけるための、より実践的な支援という位置づけです。
出典: 厚生労働省「障害福祉サービスについて」(2026年9月時点)

違い③運営元と利用期間
サポステは厚労省委託の一般施策
障害福祉サービスではありません。
サポステは、厚生労働省が委託した民間団体などが運営する、若者の就労支援を目的とした一般施策です。
障害の有無を問わず、仕事に就くことに悩みを抱える幅広い方が利用できる窓口という位置づけになります。
出典: 厚生労働省「地域若者サポートステーション」(2026年9月時点)
就労移行支援の標準利用期間は原則24か月
就労移行支援は障害福祉サービスの一つで、標準利用期間は原則24か月です。
国が定めるこの期間内で、一般就労に向けた準備を計画的に進めていく仕組みになっています。
出典: 厚生労働省「就労系障害福祉サービスの概要」(2026年9月時点)
費用の目安
サポステは、相談・利用にあたって大きな費用負担が生じにくい仕組みとされています(詳細は各窓口へご確認ください)。
就労移行支援についても、所得に応じた利用者負担の上限額が設定されており、ひと月にどれだけサービスを利用しても、それ以上の負担は生じません。
生活保護受給世帯や市町村民税(住民税)非課税世帯は0円、市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)は9,300円、それ以外の世帯は37,200円が月額の上限です。
出典: 厚生労働省「障害者の利用者負担」(2026年9月時点)
サポステ利用者もA型を検討できる?
サポステは障害の有無を問わない一般の相談窓口です。
相談の中で一般就労がすぐには難しいとわかった場合、雇用契約を結びながら働ける就労継続支援A型も選択肢の一つになります。
A型の利用には、障害者手帳または主治医の診断書による受給者証(障害福祉サービスを利用するための証明書)の取得が必要です。

サポステは、制度上「訓練」を行う場ではなく「相談」を行う場です。
そのため、相談を重ねる中で見えてくるその後の選択肢は、一般就労を目指す、就労移行支援を利用する、就労継続支援A型を利用するなど、本人の状況によってさまざまに分かれます。
就労継続支援A型は、事業所と雇用契約を結んだうえで働きながら支援を受けられる点が、相談が中心のサポステや、訓練が中心の就労移行支援とは異なります。
就労継続支援A型の対象者や働き方について詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。
当事業所では、障害者手帳をお持ちでない場合も、主治医の診断書があれば利用のご相談を受け付けています。
受給者証の申請は体験後に進めるケースもあり、見学・体験を通じて個別にご案内します。

体験から利用開始までの期間は、希望される方の状況によって異なります。
当事業所の場合、体験から利用開始までは平均して2〜4週間程度です(状況によっては1週間程度で利用を開始できる場合もあります)。
就労継続支援A型と就労移行支援のどちらが自分に合うか、もう少し詳しく比較したい方は、就労継続支援A型と就労移行支援の違いもあわせてご参照ください。
よくある質問
Q. サポステの利用に年齢制限はありますか?
A. はい、サポステは仕事に就いていない15歳から49歳までの方を対象としています。
就労移行支援などの障害福祉サービスとは異なり、障害者手帳の有無は問われません。
Q. サポステから就労移行支援に移ることはできますか?
A. 相談を通じて障害福祉サービスの利用が向いていると判断された場合、就労移行支援などへの案内を受けられることがあります。
まずはサポステの窓口でご相談ください。
Q. 就労継続支援A型を利用するにはどうすればいいですか?
A. 受給者証の取得が必要です。
障害者手帳をお持ちの場合はそれをもとに、お持ちでない場合は主治医の診断書をもとに申請できます。
当事業所では、まず見学・体験にお申し込みいただき、体験を経てご利用開始となる流れです。
Q. サポステと就労継続支援A型は同じ窓口で相談できますか?
A. いいえ、運営元が異なるため別々の窓口になります。
サポステは厚生労働省が委託した民間団体などが運営する窓口、就労継続支援A型は各事業所が窓口です。
ほまれの家 長後店へのご相談は、LINEから受け付けています。
まとめ|サポステとA型、次の一歩の選び方
- サポステは障害の有無を問わない相談窓口、就労移行支援は障害・難病のある方向けの訓練中心の障害福祉サービスという違いがあります
- 支援内容も、サポステは個別相談中心、就労移行支援は個別支援計画に基づく訓練・実習中心という違いがあります
- サポステでの相談の先には、雇用契約を結んで働ける就労継続支援A型という選択肢もあります
サポステや就労移行支援について理解が深まったら、次は就労継続支援A型の見学・体験の流れを確認してみるのも一つの方法です。
見学・体験のご相談は、LINEからお気軽にどうぞ。
「ブログを見た」とひとことお送りいただければ、スタッフがご案内します。
LINEで相談する
執筆: ほまれの家 長後店 編集部(運営者情報・コンテンツ制作方針)


